まとめてみますと:
乗船した船7隻
通信した無線局合計73局
国内18局
国外55局(内VHF6局)
VHF無線電話以外は電信です。
入港した国と地域24
入港した港合計63
内地18
外地45
概算航海距離446,000マイル(地球20.6周)
また何か思い出したら書きます。
ところで、甲板、これはかんぱんではありません。こうはんです。
何故一般には、あえて読みにくいかんぱんと読まれるのか、わかりません。
例として、船の構造物として普通はアッパーデッキと言いますが、上甲板(じょうこうはん)があります。
甲板部(こうはんぶ)という部署名があり、そこには、
甲板長(こうはんちょう、普通はボースンと言います)、
甲板手(こうはんしゅ、コーターマスター)、
甲板員(こうはんいん、セーラー)という職名があります。
最後に船員用語をひとつ。
沢山ありますが、レッコする、を挙げておきます。
語源はLet Go、解放する、放す、自由にする。
『錨を下ろせ』という操船号令を『Let go anchor』といいます。
錨のチェーン固定を外すと、自重で錨が海に落ちます。
Let goが日本式に訛って、レッコとなりました。
ここから、捨てることをレッコするといいます。そんなくたびれたシャツはレッコしたら?
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